裸石 ルースとは?ジュエリー業界専用用語
ジュエリー業界ではごく普通に「宝石ルース」「ルース」「裸石」「ジェムストーン」という言葉が飛び交っているので、みんな普通に知っている言葉だと思いがちですが、
自分のことを振り返ってみると初めて聞いたときは分かりませんでした。
スリランカの宝石商から見せてもらったスフェーンのルース
一般的に販売されている「宝石」はルースがすでに枠や台座にはまった状態のものですが
ルースとは「裸石」(らせき)が枠にはまっていない状態の
研磨とカットされた石そのものの事です。ジュエリー春日でもルースの販売も少し
研磨もカットもされていない石は「原石」と言います。
採掘された原石を職人さんが石を磨き光らせ、研磨やカットを施しているので
ルースを見ていると原石そのものの美しさと職人技がに惹かれるのです。
またカットの種類も沢山あるのでルースは見ていて飽きませんし、
ルース(や原石、鉱物)を集めすぎてお金がなくなる事を「石金」という言葉もあるぐらい
ハマる人は石の沼にはまっていくみたいです。
ルースを集めるコレクターさんも世界中にいます。世界中のルース販売会を回る人もいます
ジュエリー春日では実際にメキシコまで行って採掘してきたオパールも販売中です。強者です
ルース自体は今はネットでも購入できますし、各地で定期的に「ミネラルショー」などの販売会が行われているので足を運んで購入も可能です。
ルースを購入したらやっぱり自分のイメージした台座や枠に入れて楽しみたい、となった人が次は彫金の世界へ行くパターンもあるのかもしれません。宝石の世界は広い!